私は今26歳(女)ですが…16か17歳の頃、前歯(上の右側の歯)の一部が欠けてしまいました
(左の歯と接している下の部分が小さく三角にかけています)。 つまり上の前歯の真ん中の下の部分ですね。それでその時の治療は神経を取り欠けてしまった部分はそのままで 歯の裏側につめもの(?)をしたのです。 (だいたいそのかけている部分も自分ではかなり気になっていたのですが今はそれよりもその歯が黒くなってきたことがかなり気になります。) ここ3年くらい何度かその歯がきしむように痛かったりしたので治療には行きました。 それ以来 前のようにその前歯が痛むことはないのですが見かけがかなり黒いので相当気になっています。 一応 自分では神経を取るとその後こういうことになる というのは理解しています。 歯医者さんに行ったところ、私の場合はかなり黒くなっているので「かぶせるしか方法はないね」と言われました。 私が望むことはこの黒い歯を白くすること・・・でも“さし歯”にするのがとても恐いです。 ぽろっと簡単にとれるのではないか・・・それだったら見かけはかなりひどいけど“自分の歯”を残していた方がましなのでは・・・と思ってしまいます。 あとは今でもこのかけた歯でものを食べる時は不安なのにさし歯にしたら もっと使えないのではないかと心配です。 私はかなり歯並びが悪いので かみ合わせた時に前歯がぴったりすると奥歯の方は隙間があります。 逆に奥歯でかみあわせると前歯はずれています。 それで先生には なるべく前歯でかみ合わせずに奥歯で噛み合わせた状態で食べるようにと言われています。 でも どうしても前歯を使わなくてはいけない時はありますよね。例えば何かをかみ切るときやとうもろこしを食べる時ナド・・・ 私の先生がおっしゃった治療方法は 歯の芯は残しそこにかぶせるという方法です。 その歯が2種類あることも聞きました。一応やるとなったら少しでも本当の歯のように見える保険外のものを選ぶことは決めています。あとは実行するかどうかなのですが・・・ どういう方法が一番とれにくいものになるのでしょうか?ブリッジ(?)というのは ただ一本の歯をさし歯にするより とれにくいのでしょうか?? それともこの先生が行おうとしている方法で十分安心できる ものなのでしょうか。 とにかく不安だらけです。 自分が思い描いていた治療法は何か白いものを歯に塗って(マニキュアのようなものを)今の黒さをかくすというものでした。 そんなものはないのでしょうか?歯を白くしたいのなら さし歯にするしかないのでしょうか?? それなら・・・実行してしまおうかなぁ。 申し訳ありません。 どういう状態か分かって頂いた上でアドバイスを頂きたくこんなに長くてまとまりのない文章になってしまいましたが・・・ どうぞ 今の私にアドバイスを下さいますようお願い致します。 |
>今はそれよりもその歯が黒くなってきたことがかなり気になります。 その歯は死んでいます。神経を除去する時、同時に、歯に栄養を与えている血管も取り除きます。その結果として、歯は、栄養を補給されずに、新陳代謝が出来なくなり、歯は弾力性をなくし、もろくなり、欠けたり割れたりします。また、艶(つや)を無くし黒く変色していきます。 >歯医者さんに行ったところ、私の場合はかなり黒くなっているので「かぶせるしか方法はないね」と言われました。 歯の見えている所のみならず、根っこも歯質が弱くなります。したがって、歯を強化する目的で、補綴物と呼ばれるかぶせものをします。 >私が望むことはこの黒い歯を白くすること・・・でも“さし歯”にするのがとても恐いです。 放置しているほうが、怖いです。もし、根っこの深い部分で、折れたりすると、抜歯して両隣の歯とブリッジとというよなことになりかねないです。歯を正常に機能させるためには、それなりの強度を必要とします。また、審美的にも問題です。 >ぽろっと簡単にとれるのではないか・・・ それは、技術的問題で、また、材質やセメントも改良されている為に、簡単に取れる事はありません。安心してください。放置しているほうが危険です。 さし歯が、ポロっと取れるケースでは、型どりの精度が悪かったり、技工の精度が悪いと、適合が悪く外れる原因となります。 噛み合わせ調整の不備があったりすると、過剰な力がかかり、脱落の原因になります。また、セメントの調合が悪い、合着のタイミングの悪さや、合着時に唾液を混入させるなど技術的トラブルにより、脱落の原因になります。 すぐに脱落する場合は、多くの場合技術的、技工的問題があります。通常そんなに簡単に外れることはありません。 稀に、セメント自体の物性的疲労や耐久性(セメントの溶出など)において脱落することがあります。この場合は、何年もかかります。 >あとは今でもこの欠けた歯でものを食べる時は不安なのにさし歯にしたら もっと使えないのではないかと心配です。 今よりは、強度に耐えることが出来ますので、今以上に不安なく、確実に噛むことが可能です。今のままでは、過剰な力がかかった時に、歯が欠ける可能性があります。歯並びが悪い場合は、なおさらです。 >私の先生がおっしゃった治療方法は 歯の芯は残しそこにかぶせるという方法です。 その方法でいいと思います。 >その歯が2種類あることも聞きました。一応やるとなったら少しでも本当の歯のように見える保険外のものを選ぶことは決めています。あとは実行するかどうかなのですが・・・ 最近は、材料にもバリエーションが出てきました。自由診療はそれなりの付加価値がありますので、投資金額と、メリットを考えて選択してください。早く実行することをお奨めします。 >どういう方法が一番とれにくいものになるのでしょうか?ブリッジ(?)というのは ただ一本の歯をさし歯にするよりとれにくいのでしょうか?? ブリッジは、歯を抜いたところに歯をいれたい場合、両隣の歯を支えにして、ちょうど橋渡しするようにして、両隣の歯とダミーの歯を連結する方法で、あなたのようなケースでは、使いません。いわゆる、1本の歯だけのさし歯で十分ですが。 歯周病がかなり進んでいたりした場合は、状況に応じて、隣の歯とつないで、連結することがあります。 >それともこの先生が行おうとしている方法で十分安心できるものなのでしょうか。 先生の方針で、十分と思います。 >とにかく不安だらけです。 誰でも、初めてのことには不安を抱きます。 >自分が思い描いていた治療法は何か白いものを歯に塗って(マニキュアのようなものを)今の黒さをかくすというものでした。 そんなものはないのでしょうか? 審美歯科でありますが。あくまでも、歯が生きている場合で、あなたの歯には適用できないものです。 >歯を白くしたいのなら さし歯にするしかないのでしょうか?? だぶん・・・・(実際を見ていませんので) >それなら・・・実行してしまおうかなぁ。 早くした方が、いいと思います。 |