私の祖父が去年の10月頃、頭の血管がくっついて倒れました。
そして、それから入院しましたが、今では家で支障はありつつも暮らしています。そして、倒れてから、これからも「ワーファリン」を飲んでいます。 そこで質問ですが、医師からワーファリンについてのパンフレットのようなものをもらったのですが、そこには食べては行けないものが少し書いてあるだけで、こんなものを食べると良い、食べてもいい、これは食べては行けないということを詳しく知りたいのですがわからなっかたので、私がインターネットで調べてあげるよと言い、この質問に至りました。どうか、祖父の生活が楽になるように色々教えてください。お願いします。 |
ワーファリンは血液凝固因子であるプロトロンビン等が合成されることを抑制して、血液凝固を起こさせないための薬です。 プロトロンビンができるにはビタミンKが必要です。 したがって、体内でビタミンKを作るような食べ物を摂取すると、ワーファリンの作用が、全く効かなくなったり、弱くなったりすることがあり注意が必要です。 最も有名なのは、「納豆」です。納豆に含まれる納豆菌がビタミンKを作るからです。ただし、大豆・豆腐・味噌は食べても影響はありません。これらには、ビタミンKを作る菌がいませんから。 ヨーグルトなどの乳酸菌の入ったものも影響はありません。 したがって、ワーファリンを服用している心筋梗塞症や、脳血栓症などの患者は納豆を避けた方が良いとされています。 また、ビタミンKを豊富に含んでいる野菜類にも注意が必要です。効果を弱めることがあります。 具体的にはブロッコリ、キャベツ、ほうれん草、トマト、アスパラガス、海草類、クロレラ、等は、余り大量に摂取しないようにした方がいいです。 逆にワーファリンの作用を増強してしまうものとしては アルコールや ビタミンK以外のビタミン類(A/C/E等)を多く含む果物や野菜類も増強することがあります。
ワーファリン服用時に歯科を受診される時は、必ず問診時にワーファリンを服用していることを、申告してください。 観血的処置が多い歯科では、止血処置において注意が必要になります。 |