自分で歯周病かどうか判断する方法はないのでしょうか。医師にかかる目安がほしいです。 (神奈川県 A.Y.さん) |
歯周性疾患は、慢性的疾患であると同時に、老化やストレスが関与しています。 基本的には、成人の口の中に、常在している歯周病菌が、生体の老化や基礎疾患による免疫応答の低下や、ストレスによる唾液分泌の抑制により歯石を形成してくる事から起こります。 当院ホームページのインターネット歯科相談室や、患者さんとのQ&Aを参照して頂き、歯周性疾患がどうして、起こっていくのかを理解してください。 そうすれば、治療を受ける目安、定期的な管理の必要性がご理解いただけると思います。 さて、初期治療の(歯医者にいく)目安ですが、口臭や、はぐきからの出血、などが最初の症状として現れます。ただ、口臭などは、自分では、気がつきにくいので、見逃される事が多いです。 朝起きた時などは、比較的わかりやすいと思います。 次に起こる自覚症状は、歯が浮いた感じや、なんとなく噛むと痛い、歯が動いているような感じなどがあると、中程度の進行している可能性があります。ただ、こういった症状は、最初のうちは、持続して起こらず。変だなと思っているうちに症状が消えたりして分かりにくいです。 初期症状は、体のコンディションに連動して現れてくるからです。 上記のような症状があれば、歯周性疾患が進行しているサインだと思ってください。 歯周病は自覚症状がわかりにくいので、よくその成り立ちを学習され、直接的原因である歯石除去後は、歯垢を取るために、よくブラッシングされ、(自己管理)さらに、歯石になる前に取り残した歯垢を専門的に取り続ける専門的管理(予防)を受けられる事をお勧めします。 |