初めまして。よろしくお願いいたします。 私は現在31歳で、先日、右の奥から2番目の歯と、一番奥の歯の間によく食べ物が引っかかり、違和感があるので、先日歯医者に行きました。 私の歯並びはおせじにもいい方ではなく、先生からのレントゲンをみながらの説明では、下顎が小さいため、右の一番奥の歯の下に、もう一つ歯が生えており、両方とも口の方向に前向きに生えているため、それらの歯と、奥から2番目の歯に食べ物が詰まっているとのことでした。 これを治療するためには、以下の3つのオプションがあるそうです。 1.一番奥に生えている2本の前向きに生えている歯を抜いて、入れ歯をいれる。 2.奥から二番目の歯(これは虫歯だそうです。)を抜いて前向きに生えている2本の歯を矯正して、ふつうの歯並びにする。(でもこの方法は、私の年齢からいって時間がかかるそうです。) 3.頻繁に歯医者に通って、食べ物が詰まる部分を掃除、消毒する。とのことでした。 実は私はこの4月からしばらく外国に住むことになるため、長い目で見て、1番の方法で、すべてなおしてしまいたいと思っているのですが、ここからが本題なのですが、私は、過去に何度か局所麻酔やほかの病院での注射、採血で気分が悪くなったことが何度もあります。最初は、単なる恐怖感からなるのかと思っていたのですが、いろいろ調べてみると、麻酔などでショックを起こすのは一種のアレルギーで、アトピーのアレルギーを持っている人(私もアトピー患者でした)にその傾向が多いとのことでした。アレルギーによるショック症状も ・目の前が暗くなる。(めまい) ・血圧が下がる。 ・不整脈になる ・吐き気がする。 など、私が以前経験したものと酷似しているため、非常に心配しています。 このようなことから、お医者さんも、「抜いてしまいましょう」とは言えないようです。 このような症状を持っている私の場合、何とかショックを起こさずに、治療を受ける方法はないのでしょうか? |
一つの症例について、色々な、治療法を提示してくださる先生なら信頼できますね。よく話し合って、様々な状況を考え、最も納得できる治療を受けられたらいいかと思います。 さて、麻酔によるショックなのですがいろいろな場合があります。自分で、調べられたようですが、おっしゃってるような、薬物アレルギーによるショックは現実には希なことが多いです。 麻酔後気分が悪くなる原因は、たくさんあり、同じような症状を起こす場合として、元々持っている基礎疾患(心疾患や、脳梗塞など,患者さんが知らない場合もあります)により誘発される場合、あるいは最も多いケースとして心因的要因、過呼吸症候群などがあります。 薬物アレルギー(アナフィラキシーショック)など様々なケースがあります。 また、麻酔薬そのものに対するショックにしましても、麻酔薬そのものに原因するというよりも、添加物(防腐剤、血管収縮薬等)が、原因となることが多いです。 したがって、ほとんどの先生方は、麻酔時には、既往歴のある無しに関わらず、慎重に対応されておられると思いますし、偶発的にショック症状が発生した場合の対応法も、熟知されているはずです。 ただ、毎回麻酔時にショック症状を起こしたり、基礎疾患(心疾患、あるいは脳梗塞など)がある場合は、時に、全身管理下での治療が望ましいかと思います。 薬物によるアレルギー(アナフィラキシーショック)では、重篤になるケースが希にあり、適切で、早い対応が必要となることもあります。 ただ、採血時においても同様の症状があるということから、心配されている薬物が原因のショック症状ではないように推察されます。 一次性ショック(神経原性ショック)ないしは、過呼吸(過換気)症候群の可能性が高いようにも思います。 このようなケースでは、ほとんどが一過性で、速やかな対応により症状は、改善します。 あるいは、以前にそのような、経験をお持ちであることを問診時に申告されれば、ドクターもそれなりの対応をして頂けると思います。 対応方法としても、薬物による鎮静方法や、笑気ガス鎮静法などがあります。 アトピーの既往歴があるということで、薬物アレルギーを心配されているようですが、アトピーであったから、必ず薬物アレルギーを引き起こすかというそうでもありません。その可能性があるなら、海外にも行かれるということを考えて、自分自身の情報を知るという意味で、一度検査を受けられるとか、全身管理下での治療が可能な、大学歯学部附属病院で、検査を受けられたらいいかと思います。 |