はじめまして!北海道の1会社員です。今日、かねてから歯痛があり、我慢できなくなってきたので恵庭市の某歯科に行って来ました。 7〜8年前にそこで治療を受け、大変好印象だったのを思いだし行ったのですが、下記のような結果になってしまいました。 1,7〜8年前に治療した上右側の歯が痛いといっているのに少年期に治療した下右側の詰め物を修復した。 2,その際、若い(研修医?)男性と代わったが、左手で唇をあけられた際ひどくしみた(唇が!)又、何故か右手であけられた際はなんともなかった 3,終了後、唇が異常に腫れていたため、軟膏らしきものを塗ったが詳しい説明がなかった。 4,術後、トイレで見てみると、皮が、2cm程度めくれており唇が膨れ上がっていた。 5,会計で、軟膏を渡されたので説明をお願いすると、診察室に通され詰め物を修復する際に薬剤がこすれたとの説明があった。 以上です。ここで疑問なのですが 1,左手の時だけがしみたのは何故か? 2,通常の医療行為でこんな事があるのか? 3,上右側が痛いのに(現在も!)このような治療で直るのか? (ここが一番知りたい!歯の中側で神経が当たっているような痛みなので、しみたりはしないが、会話時に相当痛く、顔がゆがんでしまう為、どうしてもなおしたいのです。尚、勘合が悪いと言って多少削ってくれました・・・様子を見なさいとの事です) 大変だらだらと書きつづってしまいました。これをもって医者と折衝等とは考えていませんが、今後子供達も治療する事も多いと思うので参考までにお教えいただけたら幸いです。宜しくお願い致します。 |
以下、考えられる可能性について言及します。 1,7〜8年前に治療した上右側の歯が痛いといっているのに少年期に治療した下右側の詰め物を修復した。 下右側の歯が、悪くてその、対合である、上右側の歯に痛みを感じることは、十分あります。 関連痛と呼ばれるもので、痛みが原因歯以外の場所。反対側だったり、対合だったりすることはあります。 これは、上顎骨、下顎骨のそれぞれの歯に走行する神経分布のためですが、レントゲンや、触診、など、充分な、診査をすることにより、診断していきます。 2,その際、若い(研修医?)男性と代わったが、左手で唇をあけられた際、ひどくしみた(唇が!)又、何故か右手であけられた際はなんともなかった。 1,左手の時だけがしみたのは何故か? 2,通常の医療行為でこんな事があるのか? について おそらく、下の歯の神経治療に用いる、薬品。通常ホルマリン成分の薬液を、微量使用します。 作用としては、神経管内の腐敗分解産物の消毒、細菌汚染された象牙質の気化消毒作用があります。また、強い殺菌効果を持っております。神経治療薬としては、最もポピュラーに使用します。 これが、粘膜(唇や、舌粘膜や、口腔粘膜)に付着すると、一瞬にして焼けたような激痛を感じ、かなり速い速度で、糜爛状態をおこし、ただれたような感じになります。時間が経つと腫脹します)になります。組織刺激性は極めて高いです。この液が付着している限りヒリヒリします。 皮膚にでも、ほんの1滴でもつくとヒリヒリして、すぐに小さな潰瘍状になります。(経験したことがあります)とても痛いです。 目に入ると、すぐに対応しないと失明します。 このような、偶発的事故は、あってはいけないことですが、不注意な取り扱いや、薬液塗布時に、しずくが垂れるなどによって起こり得ることがあるかもしれません。 (普通は、劇薬のため、ほんの少量しか用いません。したがって、しずくが垂れるようなことはありませんが) そのような場合は、直ちに微温湯で洗い流し、付着した薬液を取らなければさらにひどくなり、迅速な対応が必要です。完全に、洗い流すと、ヒリヒリした(灼熱感)感じは軽くなります。薬液が付着した所は軽い糜爛状態となりますが、ステロイド軟膏塗布で、完治すると思います。 おそらく、そのドクターはゴム手袋をしていて、左手人差し指ないしは、親指に、このような薬液が付着していた恐れがあります。いまだに、院内感染など省みず素手で、治療する先生も多いですが、素手の指に付着しておれば、その先生もとても痛かったはずです。ゴム手袋のおかげで、先生のほうは、何も感じなかったのかも知れません。 ただ、この薬の場合は、歯医者独特のつーんとくる刺激臭がします。 右手で触られた時、何ともなかったのは、左手だけに薬液が付着していたからだと思います。 その時の治療の記録はカルテに記載されているはずです。薬液の名前も。知りたければ、カルテを開示してもらってください。 3,上右側が痛いのに(現在も!)このような治療で直るのか?(ここが一番知りたい!歯の中側で神経が当たっているような痛みなので、しみたりはしないが、会話時に相当痛く、顔がゆがんでしまう為、どうしてもなおしたいのです。尚、勘合が悪いと言って多少削ってくれました・・・様子を見なさいとの事です) 噛み合わせを修正する(勘合?→咬合では、ないでしょうか?)これは、噛むと痛いという症状を、噛み合わせを低くして、物理的圧力を取って、症状を改善しているだけで、根本的な治療ではないと、思います。(希に、極端に、噛み合わせが悪い場合、そのために歯根に負担がかかり、痛むことがありますが) ただ、様子を見られているわけですから、その後改善しない(あるいは、症状が軽くなるのを待機しているのかもしれません)となると、その歯が、既に、以前神経を取っている歯の場合は、神経管内の、感染や、根っこの周りの感染が考えられ、神経治療をする必要があると思います。 そちらの可能性が高いと思います。 以上は、可能性について、言及したもので、そうであるという保証はありません。 詳しくは、カルテを参照の上、主治医と相談してください。 そのような場合、なお一層患者さんに対して、きちっと説明する義務があると思うのですが。 主治医の対応は悪い場合は管理歯科医師(院内に表示義務があります)または、院長に御相談ください。 |