ほんだ歯科(口臭外来)提携クリニック制度について
ほんだ歯科提携クリニック一覧(日本・諸外国・医科)
多くの学術的意識調査の結果、国民の95%の人が他人の口臭(他臭)を気にしている社会背景の中で、90%の人が自分の口臭(自臭)に対しても不安を感じ、国民の口臭治療へのニーズが高まっています。同時に一般開業医における口臭治療への関心も年々高くなってきています。
しかしながら、従来の口臭治療概念や方法では、一般歯科治療で対応できる一部の歯周病などの病的口臭(歯科的疾患の症状としての口臭)に対してしか対応できず、十分な対応ができない状態が現実ではないかと思います。
その結果、非常に多くの自臭や生理的口臭で悩む人たちは、著しく精神生活の質の低下を招き、精神的問題に発展したり、医療不信につながっていくことが多いです。
ほんだ歯科では、1999年から、口臭治療を求める患者の圧倒的多数を占める歯周病などの一般歯科的治療では対応できない、自分自身の口臭について深刻に悩む自臭症(非器質的口臭、機能的口臭)の患者や、従来は「気にしないように」指導するしか方法がなく、治療対象となっていなかった(治療の必要性のない口臭と定義される)生理的口臭に深刻に悩む患者にも対応できる口臭治療を展開し、口臭症に対する新しい考え方と、治療法の具体論などについて情報を公開し評価を仰いできました。
1999年以来日米の口臭関連産業の企業とも産学臨が協力して共同的な研究をプロジェクト(Excellent
Breath Project)として行い、全ての患者が納得し、開業医が安心して治療できる治療システムの研究開発を行ってきています。
ほんだ歯科「口臭治療提携クリニック」制度は、多くの臨床経験をベースに、独自に確立したほんだ歯科口臭治療ノウハウを実務マニュアルとして開示し、講座・実務指導を通じてこれを伝授し、全国各地で口臭治療が、一般歯科治療とは異なる事業としてできるように支援し、当初の目的を達成しようとするものです。全てボランティアで行っています。
すでに、開始して1年以上が経過し、社会的な評価を受けています。また、提携クリニックは大きなトラブルもまったくなく、治療も再現性があることを実証して十分な信頼にこたえてきています。
このコースへの参加は、開業医(勤務医)自らが、ほんだ歯科の診療内容を公正に吟味し医学的な根拠や、治療成果を評価した後に参加していただくものです。(まず、開業医の立場から、学術的にもほんだ歯科の治療方法を評価してもらいます。)
そのために、ほんだ歯科では全ての医療情報を評価できる状態で情報公開しています。(患者情報は守秘されます。)
研修にかかる費用・提携後の費用は、各自の交通費や宿泊費など以外は、全て無償で行っております。提携後の治療の指導やサポート(難症例のほんだ歯科での解決)なども全て無償で行っています。
提携にかかる費用は一切ありません。
本コースの特徴:
1.先生方への指導・パラメディカルスタッフへの教育については、自信がつかれるまで責任を持って行ないます。
2.こちらが準備する研修・習熟コースを全コースを終了し、所定の検定を合格され治療に自信がつかれた段階で、「ほんだ歯科口臭治療提携クリニック」《認定書》を発行授与します。この研修には、歯科医のみならず歯科衛生士・パラメディカルスタッフ教育実習を含みます。
3.本コースの研修には、事前予約が必要です。見学・研修受講希望者は直接「ほんだ歯科口臭治療提携クリニック」本部・事務局(пEFAX:06-6720-7249
Email: info@honda.or.jp)に希望日程をご連絡ください。勤務医は所属医院名および所属医院の責任者の許可が必要です。
4.本コースの研修費・スタッフ教育費などは必要ありません。全てボランティアでおこないます。必要なのは先生方のやる気のみ(適性は要求されます。)です。ただし、見学・受講者の諸経費(交通費・宿泊費・内部資料のコピー費用など)はご自身で負担してください。叉、提携クリニックになる為の費用も必要ありません。
見学・研修コースのカリキュラム:
以下のような段階的な取り組みを行い、ほんだ歯科において研修を行ないます。
見学前に、各企業主催の講演(基礎編・応用編)を受講したり、著作物を読んでおいてもらうなりの予備知識を得ておいてください。
第1段階:見学・研修・・・ほんだ歯科の口臭治療を実際に見学して、内容の評価・吟味を行うと同時に自分自身の適性を知る。
ほんだ歯科の口臭治療を実際に見学してみて、その内容やカルテを参照し、自分自身で評価を行なうと同時に、自分自身が同様の口臭治療を行えるかどうかの適性の有無を判断する。(広範囲の知識と、カウンセリング能力が必要になり適性が必要です。)
その上で、ほんだ歯科と同様の口臭治療を導入するかどうか判断してもらいます。
第2段階:実症例の診断・治療計画シュミレーション
本格導入を希望される先生は、ほんだ歯科内部作製の口臭治療のためのマニュアル書・関連図書(提携クリニック用に独自に製作しています。)を読んで勉強してもらい、見学を経て、基礎知識を元に実際の患者のカルテを使って机上診断・治療計画シュミレーションを行ないます。
第3段階:カウンセリング方法・各種実地訓練
各種検査(口臭測定技術・各種検査方法・検査方法の読みかたなど)の訓練、およびスタッフの教育実習を行ないます。スタッフが自力で検査が出来るようにします。
第4段階:無臭化の実地訓練・再評価・相互実習・総合診断シュミレーション
先生・スタッフの口臭の無臭化を行ないます。あわせて患者の立場で口臭測定など相互実習を行ないます。(実費必要)その後に、治療後の管理を含む総合的診断シュミレーションを行います。これを、最終的な検定試験とします。
第5段階:口臭治療の経営実務(患者管理・事務について)
患者受付・患者予約管理システム・経営に関する指導を行ない円滑に計画的口臭治療が行なえるように秘書業務を指導します。
以上のカリキュラムを消化され単独で治療が可能と判断し、先生方が自信がつかれた段階で提携クリニックとして認定します。
■提携クリニックはどのような特徴を持つか
現在ほんだ歯科では、先生方の見学研修を容認した患者、および、提携クリニックから依頼を受けた難症例患者のみの受付をしています。治療は全て研修の先生のための公開治療になっています。(都合の良い症例のみを作為的に見せることはありません。)
計画治療で3ヶ月たっても成果のでない場合や、患者の不安が残る場合は、提携クリニックはほんだ歯科に救済支援・指導を求め患者を紹介できます。叉、最終確認を患者がほんだ歯科で希望される場合は、ほんだ歯科に優先的に紹介できます。
先生方に自信を持って安心した治療を行ってもらう為に、必要に応じて治療上のサポート、最新情報の提供を常に行います。(診断へのアドバイス・協力企業のサポートなど)
提携クリニック間では、患者相互に紹介でき患者の転勤などによる移動があっても情報が引き継がれて安定した患者支援体制が確保できます。
定期的に提携クリニックの先生方と臨床的な研究発表の場や、技術伝達などの交流をもち全体的な治療技術の向上・発展をおこないます。
一般への告知・情報提供はほんだ歯科のホームページを通じて一括して行ないます。
ほんだ歯科が取り組んでいる、大学や企業との研究成果・サービス・サポートを常に受けることが可能です。また、世界中に広がるほんだ歯科の医療連携・研究連携ニットワークも自由に使うことができます。
この制度によって、満足と納得の得られる口臭治療が広く展開されていくことと、一般開業医における口臭治療の発展に寄与できればいいなと思っています。
興味のある先生は 「ほんだ歯科口臭治療提携クリニック」本部・事務局(пEFAX:06-6720-7249
Email: info@honda.or.jp)にご連絡ください。
または、モリタ・ヨシダ・タイヨーなどのディーラーの口臭関連担当者にご連絡ください。
■提携関係の破棄について
教育指導・提携後のサポートを全て無償で対応する代わりに、提携クリニック全体の医療の質の安定や、社会的な信頼を維持するために、提携後にほんだ歯科の指導方法以外の方法を、許可なく独自に行う場合やアレンジした場合(指導やサポートができなくなります。)や、苦情が多く医療人としての資質を問われるような問題があると判断したクリニックに対しては、一方的に提携関係を破棄し、全ての支援を受けることはできなくなります。
また、一度提携クリニックになっても、申し出によって、提携クリニックを自主的に辞めることも可能です。
■クリニック見学上の注意点
いくら無料だと思っても、最低限以下の事は注意してください。
社会的な常識的な礼節をもって接すること。清潔な服装。
ほんだ歯科内の備品・書類の無断持ち出しの禁止・撮影の禁止・など社会的常識で判断して失礼のないようにしてください。
患者には礼節を持って、感謝の気持ちと、失礼のないように研修してください。
患者のプライバシー侵害行為の絶対的禁止。院内情報(患者の個人情報)の無断漏洩の禁止。患者の撮影の禁止。
■よくある質問
Q:本当に無料ですか?提携になってから、高額の壷を買わされたり、高額の会費などを徴収しませんか?
A:本当に全て無料です。
Q:何回くらい通えば提携クリニックになれますか?
A:よく勉強されている先生で、4〜5日の研修期間が必要です。しかし、先生自身の能力によって異なります。
最終的には、十分な治療が可能かどうかは、試験を行います。先生が理解できるまで徹底して教えます。
Q:長い間、順番を待っているのですが、いつになったら研修してもらえるのですか?
A:見学研修できる先生の数は、最大、一日3人です。そのうち、1人は、提携クリニックの無い地域の先生が優先されます。外国の先生が研修にこられている時は、通訳がつきますので、日本人枠は1人になってしまいます。
残りの枠を、申し込み順に研修にきていただいていますが、地域によっては希望者が非常に多い地域があり、そのような場合は、長く待っていただいているケースがあります。
Q:認定書はもらえますか?
A:希望者には実費(認定書紙代+額縁代)で発行しています。特別な費用は付加していません。
Q:なぜ、全て無料で研修を受けられるのですか?
A:ほんだ歯科の口臭治療の質を維持するためと、医療上の指導者としての責任を負っているので、有料にすると提携関係を破棄することが困難となるからです。(「金を払ったから」と、後に、暴走する医院が出現する可能性があるからです。)
2004年 医療法人ほんだ歯科 理事長・院長 本田俊一