妻の8割が「夫の口臭イヤ」
ライオンが『夫と妻の口臭』をテーマに、首都圏の20〜50才代の夫婦60組、120人を対象に調査を行ったところ、「妻の8割以上が夫の口臭を感じている」という、お父さん世代にはまたもショッキングな結果が出た。 「相手の口臭を感じることがあるか」との問いに、「感じる」と回答したのが妻は83%なのに対し、夫は46%。また、口臭を指摘されてからの行動は、夫の場合「何もしない」(40%)が最も多く、「口臭無関心派」が多い。何か対策を取る場合も、「ガムをかむ」(27%)、「まめに歯磨きをする」(17%)と、対症療法的な対応が目立った。 対照的に妻は、「まめに歯を磨く」(40%)が最も多いが、中には「内臓疾患の治療をした」(7%)など、根本的な口臭退治に動くケースも見られた。 ライオン歯科衛生研究所では、「妻の方が夫の口臭に敏感という要因に加え、夫の方が喫煙や飲酒など、実際に口臭の原因を多く持っているのだろう」とこの結果を分析している。 朝日新聞 98年12月29日付 |