僕は19歳の学生です。僕も中学時代から口臭に悩んでいます。ここのホームページで口臭の知識を知ることができ、とても役に立っています。 僕も唾液をなるべく出すよう常に心掛け、訓練をするようになって1ヶ月半くらいたちますが、以前よりも口臭が若干かるくなったような気がします。 しかし僕には根本的な問題があるように思えます。それは僕は人よりもだいぶ舌が大きいことです。いろんな人の舌を見せてもらいましたが、普通の人は舌が先にいくにつれてとがっています。しかし僕の舌はとがっておらず、逆に少し横に広がっています。また全体的にも舌は横幅が広いです。人に僕の舌を見せるとみんな大きいと言います。またそのため僕は、かつぜつが悪いです。これは巨舌症というものなのでしょうか? もしそうだった場合、口臭は完治できるのでしょうか?とても不安です。 舌の状態は縦にいくつもの溝ができており、舌苔は、白というよりも少し黄色がかっており、舌の半分から奥に集中して付きます。ここ1年半くらいの間、舌苔を完全に取ってましたが、ほんだ先生がそれは良くないとおっしゃていたので、2,3日前からやめています。以前舌苔の取り過ぎで舌から少し出血したことも何度かあります。今はどのように舌をケアすればいいでしょうか。 あと僕は鼻炎とアトピーがありますが、鼻炎は軽いため鼻呼吸はできます。アトピーは何か関係があるのでしょうか。軟膏の薬を使っています。質問が多くなってしまいましたが、どうぞよろしくお願いします。 |
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>唾液をなるべく出すよう常に心掛け、訓練をするようになって1ヶ月半くらいたちますが、以前よりも口臭が若干かるくなったような気がします とても大切なことです。ポイントは、意識することと、水分の補給です。続けてください。 >普通の人は舌が先にいくにつれてとがっています。 普通は、尖っていません。それは舌を力を入れて突き出すからそのように見えます。 力を入れないで、自然状態で見た場合は、楕円形の形態です。 他の哺乳類では食性により、尖った舌の形態もありますが。人類はスプーンの先のような形です。 >これは巨舌症というものなのでしょうか? それは、巨舌症ではありません。 巨舌症の場合は異常にが大きく、口の中に収まらない感じです。 口をつむった状態では、舌は歯列のうえに乗っかったままになっていたりすることもあります。口を閉じようとしても舌が大きくて閉じれないこともあります。 普通に食事ができて、呼吸が出来て、会話ができるのであれば問題ないです。 巨舌症というのは舌を構成する筋肉繊維が肥大化したもので、舌の内部にリンパ管腫、血管腫等が存在し異常に大きくなってものです。 また、ダウン氏症候群の一症状としてもあります。 舌の大きさも、ばらつきがあり、舌っ足らずの人は舌が小さかったり、やや大きい人もあります。 あなたの場合は、眼が小さい人や大きい人があるのと同様に、個性の範囲です。 ただ、舌の大きさは、口の大きさ(顎の発達状況)とのバランスも大切です。 顎が小さく、口の体積が小さい場合は、審美的に相対的に大きく見えたりすることがあります。 このような場合、その為に、舌が前歯を常に押し出し歯列不正を起こしたり、口呼吸になる結果口臭を引き起こすことはあります。 >口臭は完治できるのでしょうか? あなたの場合は、個性の範囲内であると思いますので、十分対応できます。 1歩譲って、仮に病的な巨舌症(ほとんどその可能性はありませんが)としても、縮小手術やクライオ・サージェリー(凍結手術)など、治療法があります。 もし、その可能性があったら、いままでも、学校歯科検診などで、指摘されているはずです。 >舌の状態は縦にいくつもの溝ができており、舌苔は、白というよりも少し黄色がかっており、舌の半分から奥に集中して付きます。 確かに、黄色い舌苔は、口臭の原因の1つになり得ますが。舌苔があるからといって、必ず口臭を引き起こす物でもありません。 しわについては、発生要因は別のことにあります。生活習慣を見直す必要があるかもしれません。 体のどこかの機能に、異常ではないけれども、負担がかかっている可能性があります。 >舌苔を完全に取ってましたが、 これは、危険な行為です。 正常な舌苔とはどんなものかを理解しておく必要があるでしょう。 http://www.honda.or.jp/coushuu/q11.htm に、写真を載せています。参照してください。 これより過剰な物について、柔らかいガーゼなどで取るようにすればいいでしょう。 >苔の取り過ぎで舌から少し出血したことも何度かあります。 この状態になりますと、舌表面に慢性的な炎症が発生し、血液の集中により口腔内温度が上昇し、口臭がするようになります。 さらには、味覚異常に発展する可能性があります。 >アトピーは何か関係があるのでしょうか。 大変関係があります。おそらく、歯磨き剤や、洗口液の大半に対して口臭はさらに悪化する可能性があります。 直ちに、全ての、歯磨き剤の使用を停止した方がよいと思います。1カ月ほど、私の提唱する唾液磨きを行って、口腔内の過敏な反応を抑えて、コンディションを整えてみてください。 本の少量の塩を併用するといいでしょう。 さらに、もっと有効な歯磨き剤(現在ほんだ歯科でテスト中ですが非常に良い成績です。)については、近いうちに紹介します。 また、アトピーや、過敏症の治療薬は、唾液分泌に抑制的に働き、口臭を増悪させますので、それなりの、対応が必要になってきます。 |