僕は実は、去年の末に東京の口臭外来のある病院で口臭について 相談をし、口腔内に歯科的な問題があるか検査を受けました。 それで、とりあえずレントゲン検査をしたり歯石の除去をしてもらったりして、病院からは「奥歯に軽い虫歯があるが特に問題はない」といわれました。それなのにいつも少し黄色っぽい白の舌苔が付着するし時間がたつととてもニオイがきつくなるんです。昨日、先生の行った通り舌苔を久しぶりにとってみましたが、取ってみると黄色いしニオイも少しします。 先生は歯科的な問題があると「炎症性」の黄色い舌苔がつくとおっしゃっていましたが、僕の場合、ほかになにか原因はあるのでしょうか。それかもう一度もっと精密に検査を受け直したほうがいいんでしょうか。僕は小さい頃から虫歯が多く、被せものがしてある歯が5つもあります。そのうちのひとつは僕が12歳のとき神経が腐ってガスがたまりめちゃくちゃ痛い思いをしたものがあります。 それに神経を抜いた歯は2,3個あります。 こういう歯も、もう一度検査したほうがいいんでしょうか。 実際に先生が僕の歯を見ていないので答えにくいと思いますが、 どうぞよろしくお願いします。 |
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>歯科的な問題があると「炎症性」の黄色い舌苔がつくとおっしゃっていましたが 舌苔の色や付着の状況は、ある程度他の所見から、複合的に判断しその原因の可能性について考えるのですが。 黄色い場合は、口腔内的には歯周病や虫歯などの感染症、あるいはタバコやコーヒーなどの摂取、口腔以外の広義の炎症の可能性などを類推します。 しかし多くの場合、口腔内に問題があることが多いです。 歯周病以外に、カンジダなどのカビによる汚染もあります。 カンジダはごく普通に、口腔内に常在するカビの一種ですが、舌苔の色に関係なく、頑固な舌苔の付着がある場合は検査します。 カンジダは多くの場合、老人や、基礎疾患のある人や、薬物服用中(抗生物質やステロイドの長期連用者)の人で問題ななったりします。 >それかもう一度もっと精密に検査を受け直したほうがいいんでしょうか 一応、口臭外来の病院で、検査を受けておられるのですから十分だと思うのですが、口臭治療は視点が違うと検査内容も異なり、なんとも言えません。 その他に、かっての内科的既往や、現在の問題はないのでしょうか? また、日常の生活習慣もわかりません。何かが負担になっている気もしますが・・ そのへんになると直接診ていないので、診断的な限界があると思います。 |