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口臭関連情報

小児と口臭

乳幼児の口臭について


最近母親の子供の口臭に対する不安の訴えが急増しています。最近の育児では、3歳までに重要な舌や口輪筋の機能を鍛えることをしなくなってきました。鼻呼吸に重要な役割を果たす口輪筋の完成は3歳頃とされています。諸外国では3歳くらいまではおしゃぶりを与えていますが、日本ではほとんど見かけることがありません。そのために、口輪筋の発達が未熟で口呼吸を早くから覚えてしまっていることが多いです。

口呼吸は幼児期の口臭の最大の原因になります。口腔内の乾燥が起こり自浄性が低下することと耳鼻科系の器官の発達も未熟になり、将来慢性的な耳鼻科的アレルギーや、喘息やアトピーを誘発すると考えられています。一度このようなアレルギー素因を獲得してしまうと、容易には直らないので、幼児期の口呼吸習慣の是正はとても重要です。最近では知的発達に対しても影響があると示唆する研究者もいます。

同時に、舌の機能の低下傾向もあると思います。昔は、子供は母親のおっぱいを吸ったり、おしゃぶりを与えられたり、歯噛みをさせる遊びが自然の中で行われてきたのですが、涎をたらしながらこのような遊びをさせることを不潔と考えるのか、しなくなったことが原因と考えられます。妙にこぎれいな子供ばかりが多いような気がします。したがって、早くから舌の機能低下や、口輪筋の機能低下が起こっているように思います。

ここに兵庫県歯科医師会 小児歯科医 徳永順一郎先生のお話を掲載していますので見てください。まとめてありますが、いかに日常の生活習慣や食生活習慣も大切か分かると思います。成人の生活習慣は、ほとんど、3歳までに基礎が出来上がります。「三つ子の魂百まで」という言葉は、医学的にも当てはまります。徳永先生は、笛を吹く遊びやハーモニカ遊びや、口を使う遊びをもっと取り入れると良いということも指導されていました。1.6歳児くらいでは、食後の口の手入れが不十分なこともあるので、濡れたガーゼで口腔内をやさしく丁寧にぬぐってあげることもいいと思います。この他に、口腔内の衛生管理は重要ですが、3歳くらいから、適正な歯磨き指導を遊びの中に取り入れて母親が仕上げを行うことや、母親自体の歯磨き習慣も影響を与えるでしょう。したがって、母親教育の役割は重要です。指導される時は、家庭に於ける母子の生活習慣や食生活習慣・口腔衛生管理状態なども充分把握した上で、指導するように心がけることです。口の中ばかり見ていると、全体を見失うことになります。口を見て、口に反映されているその子の生活状態を考え、子供の体全体を診ていく習慣を身につけるといいと思います。

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