劇症肝炎


劇症肝炎とは、広い範囲の肝臓の破壊が
急速におこり肝臓の機能のほとんどが失われ
高い死亡率を示す状態をいいます。


発症


急性肝炎のうちの約1%が劇症肝炎になるといわれています。
どのような原因の急性肝炎であっても
劇症肝炎になる可能性があります。


症状

通常の急性肝炎の症状の他
1)出血、2)意識障害(昏睡)が起こることが特徴です。


治療法


血しょう交換療法、GI療法、
ステロイド療法、抗ウイルス療法(ウイルス性のみ)など


予後


治療を行なっても死亡率は大変高く
半分以上の患者が死亡します。
急性肝炎になったら、こじらせないように
安静を維持することが大切です