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口臭関連情報

口臭抑制剤

一般口臭抑制製品 -分類と特徴-


一般的には現在、いくつかの方法を用いる口臭抑制剤が市販されていたり治療でも用いられています。
多くの場合は、次のような仕組みと特長によって口臭を制御しています。 いずれの場合にも一長一短があり、これらの特徴を理解した上でうまく利用すると
それなりの効果が期待できるでしょう。しかし、依存してはいけません。

1.マスク効果と口腔内の清涼感によって緩和する方法
市販されているガムやスプレーの大半がこれにあたります。最近では次の[2]の効果を付与している製品も増えてきました。 ミントなどの香料によって、口臭とは異なる芳香によって、口臭をマスクしてしまう方法です。欠点は刺激が強い事や口臭抑制効果の持続時間が短い事、長期乱用によって口腔生理機能に影響を与える事があることが欠点です。どちらかと言うとおやつ感覚で、エステ(無臭)としては対応していません。
この方法では、口臭ガスそのものは存在するわけで芳香と口臭ガスを拮抗させているにすぎません。しかし、口腔清涼感があるので口腔内の不快に対する対応は可能でマスク効果から来る緊張緩和のダブル効果はあります。臭いにこだわりのある人には、芳香と口臭が混じるので不快を感じる人がいます。

2.[1]の機能に若干の抗菌性を付与させたタイプ
[1]の製品にカテキンをはじめとする今流行のポリフェノール類を添加したタイプで、色々な種類があります。柿のポリフェノールやリンゴのポリフェノール等が添加されているものもあります。抗菌性を期待しているのですが、実際にはそれほど口臭を抑制する程のことはなく、あくまでも修飾的な配合になっています。効果は[1]とあまり差はないが、使用後の一時的効果は高いです。持続性にかけるのが欠点です。乱用すると唾液分泌抑制に働くことがあるので注意が必要です。

.アルコール系洗口液*スプレータイプ
アルコールの強い刺激が特徴。アルコールによる殺菌効果とマスク効果と若干の殺菌作用を付与したもの。 一時的な即時的口臭抑制効果はあるものの、口腔内に過敏のある人や口腔内乾燥を持つ人は、よりいっそう口腔内過敏になったり口腔内乾燥を促進する逆効果がある。 また、香料や様々なエキスの溶媒としてアルコールが用いられている物も注意が必要。。これらも口腔内乾燥を持つ人や過敏を持つ人には逆効果になることがあります。 治療では、アルコール系素材の使用は厳禁しています。(唾液不足のある人や口腔内乾燥のある人は内容成分にアルコールが含まれる場合は、それが溶媒として含まれていたとしても避けたほうが無難。)

4.非アルコール系洗口液
[1]と[2]の効果を狙って、構成成分の溶媒としてアルコールを用いないタイプで、低い刺激であるが、即時的口臭抑止力は低く安定性にかける。口腔内乾燥に一時的効果は認められる。 医科用には、殺菌剤が用いられている場合があり連用はできない。口臭抑止力は低い。

5.唾液分泌促進効果を狙ったもの
梅干などのすっぱい味をベースとして、酸による唾液分泌促進効果から口腔内の清涼感と口臭抑制を狙ったもの。 生理機能を高める目的で、緊張時口臭に対応している。素材の味に個性があり清涼感にはかけるものの、ある程度の口臭抑止力は期待できるが、口臭ガスそのものを制御しているわけではない。
素材そのものの臭いが気になる人には不向き。


6.消臭素材を用いたスプレーやうがい剤など
シャンピニオン・フィトンチッド・熊笹エキスなど植物性消臭素材や殺菌効果のある自然素材を組み合わせたもの。 今後可能性のある素材だが、実際には消臭力は低く、物によってはほとんど無効なものがある。即時的な効果は低い。長期効果を謳っている製品もあるが、費用が高いわりに有効性は低い。フィトンチッドに有効性を認めるが清涼感にかける。唾液不足の人には油っぽい感覚が口腔内に残る。(以前ほんだ歯科のエステ的取り組み取り入れていた経過がある。製品自体のばらつきと有効性に個体差があり高価であることから、現在は用いていない。)

7.各種ガム・飴・グミ・タブレットタイプ
上記のバリエーションとしてこれらの製品があり、それぞれの効果を付与させながら、咀嚼したり食べたりする生理的効果の促進により口臭を抑制するタイプで、口に入れている限りは有効です。
欠点として、使用後に口腔内乾燥を起こしたり、口腔内の残留による口臭の増悪や口中の不快を感じる人がいる。 ガムを噛むということは、それ自体で口腔内は機能するので、口臭抑制にはかなり有効だが、社会通念としてガムを噛む行為を続ける事が困難。アメリカなどではガムを噛む事自体が社会的習慣として容認されているので、様々な付加価値をもったガムが存在する。
無臭化には有効で、特殊な付加的素材を用いた「HONDA流ガム法」ではすでに臨床的に用いている。(長期無臭化がある程度可能)

8.医療用うがい剤
抗生物質や消毒薬を含み殺菌的・静菌的効果を期待したもので、かなり効果があるが使用中は有効だが服用を止めると、根本的解決ができていない場合は服用停止後には、元に戻ってしまう。口臭抑止力は強いが連用は危険。医師の指導下での服用が条件。

(番外編)
胃の臭いを消す・ニンニク臭を消すと称する口臭抑制剤について
口臭は胃からする事はないので、この種の口臭抑制剤は全て無効です。
アメリカではすでに胃からの口臭を抑制するという宣伝をする事自体が禁じられています。 多くはオイルによってにおい成分を包み込むタイプが多いですが口臭をカットすると言う効果は低い。
ほとんどは、それ以外にマスク効果を付与したものが主流。効果的には上記[1]に準ずる。 これらの特徴をよく理解して、複合的に利用する事である程度の口臭緩和になると思います。 。

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