鼻臭は、耳鼻科的問題が無いケースではほとんどが緊張状態における、口腔内の解剖学的緊張状態と特殊な呼吸方法からきます。
緊張状態では口の中は下の図のように、口の中はスペースがなく、気道と鼻が直接連絡します。
この場合、口の中に発生する生理的なガスも行き場を失い、口の中にどんどん蓄積します。したがって、口の中で発生するガスも、呼気ガスも鼻に流れ込むのです。したがって、緊張が高じると、緊張に伴う緊張時口臭ガスも同時に鼻のほうに行き鼻臭を感じたり、時に鼻から異臭を放つようになります。
水色は呼気ガス、赤色は口臭ガスの流れです。これを緩和するには、口の中の緊張を意識的に解くことで解決します。

舌の先を下前歯の裏に落とし、下の表面と口の天井に隙間を作り、奥歯は噛まないようにして鼻で呼吸します。唇は閉まっているようで、わずかに開いています。口の中の生理的にたまる口臭ガスは自動的に排出され、鼻に行くことはなくなるので、鼻臭はなくなります。
この状態を作ることは、非常に簡単です。「スマイル(笑顔)」の口を作るか、あるいは「チーズ」の口をすれば自動的にできます。スマイルする人に口臭が少ないのは、このためです。口臭を気にする人はほとんどスマイルしません。 さらに簡単に行うためには、
「HONDA流ガム口臭抑制法」を行うと口腔機能を促進させ口腔内緊張が緩和され、舌苔除去が自動的に行われることにより唾液分泌が促進され鼻臭も防止でき、口呼吸の矯正もできます。
なおかつ、人にはわからずできます。しかも経済的で安全です。
|