喉・鼻
喉の奥に見られる白くて臭いものは何か?
結論を言うと、口呼吸は口臭の原因になる!のです。しかも、最大の原因である、とのこと。しかしまた、習慣的に口呼吸をしている人は、口の周りの筋肉の発育が悪いため、この悪癖を治すことは簡単にはいかないようです。さて、「白くて臭い塊」のことですが、これが見られるのは、口呼吸をしている人が多い、ということです。まず、これを認識してください。 その実体は、いったい何でしょう?人体には、外部からの有害な微生物の侵入に備えて、体を守るための、いろいろな仕組みがありますが、一番の侵入口である、口や喉では、粘膜からの侵入を防ぐための、リンパ組織が発達しています。そこからは、粘液とともに、常に免疫細胞が出されています。 口呼吸の人は、汚染物質をより多く口から取り込むために、結果として炎症産物である、膿のようなものを大量に作り出す、ということです。この「膿のようなもの」が、白くて、臭い、喉から出てくる、あるいは喉の奥に張り付いている、怪しい物質の正体です。「膿栓」と呼ばれます。大きなものでは、直径が数ミリにも達するようですね。 その中身は、外からやってきた微生物死骸や体から出た免疫細胞の死骸など。
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