唾液
口が酸っぱくなることと口臭
口腔内がすっぱくなる現象(酸性になる)については、いくつかの理由が考えられます。 1.口腔内に食物残渣が残っていて分解をうけた場合 1の場合(1と2の混合型も多い)には、口腔内を酸性にするような、食べ物や飲料の大半は舌表面や口腔な粘膜に残留していますので、食事後の口臭の悩みに対する対応策と、口腔生理学的な考え方に従った、飲食後の口腔内ケアを行ってみてください。この方法では、舌のケアの後に唾液分泌が促進されるために、より飲食後の口腔内の環境が安定します。 2、3のメカニズムは以下のとおりです。 口の中のpH の安定は、口腔衛生的見地からも重要で、通常は、唾液によって自動的にコントロールされています(唾液の緩衝作用と、恒常性維持機能)。つまり、安静時も新鮮な唾液によって pH はほぼ中性に保たれているのです。これが欠乏すると、口腔内衛生状態は急速に悪化して、虫歯など一般歯科的問題を引き起こしやすくなったり、口腔免疫力の低下を招きます。また、口腔内の唾液の嫌気的状況は、直ちに口臭を招く事に成ります。 どうすればいいのかについては、なぜ、どのような仕組みで平常時唾液が少なくなっているかによって、対応策は異なってきます。自律神経失調がある場合は、それを克服しなければ、解決しません。
緊急避難的には、水を口に含み、舌を動かし新鮮な唾液を出し続けることです。 |