体の病気などとの関係
オーラルセックスでの感染について
口腔内や膣内は、常に、唾液や膣液が循環して、殺菌したり洗浄したりする自浄作用があります。口腔内に炎症を抱えると唾液流量が増加します。 また、膣内に炎症などを抱えると膣液は増加します(おりものが増える)。オーラルセックスでは、梅毒など 一部のSTDの経口感染を受けることが報告されています。(男性生殖器対女性口腔で女性に咽頭梅毒が感染する。その女性の口腔対男性生殖器で男性に梅毒が感染するなど。=ピンポン感染) このほかにオーラルセックスで男性の口腔内にSTD感染をうける可能性のあるものとして、カンジダ真菌やトリコモナスなどの可能性がありますが、男性側の免疫応答がよほど低下していない限りは感染を受けることはないでしょう。この中で、女性の膣カンジダ症は比較的多く見られます。 初期症状では、おりものが増える程度で自覚症状が少ないことがあり、このときにノーマルな性的接触で男性生殖器を行為後良く洗わなかった場合は、容易に感染を受けることがあるし、オーラルセックスでも口腔内に感染を受ける可能性はあります。 しかし、仮に、女性がそのようなSTD感染を受けている場合は、おりものが病的であり悪臭が強くてよほどでないと、オーラルセックスできる状況ではないでしょう。 |