- 口臭とその治療にまつわるトピック
- 欧米とアジアにおける口臭に対する考え方の違い
- 嗅覚の不思議
- Excellent Breathとは何か?
- Fresh BreathとExcellent Breathの違いについて
- キスする位置で無臭を作り出すことについて
- 唾液は臭い?
- 他人の客観的評価を受け入れられないということ
- しぐさはどうして気になってしまうのか?
- 口臭症から離脱する時。しぐさ及び人の評価をどう解釈するか?
- 口腔の乾燥と皮膚の乾燥、そして口臭
- 口の中の乾燥と喉の乾燥と安静時唾液流について
- 中学から高校生の頃の口臭問題
- 口臭と不登校・受験の悩みについて
- 面接試験と口臭
- 膿栓とは何か?
- 口臭治療における「パラパラ」
- 他人に口臭を指摘する
- 他人の口臭についての対策
- 市販口臭チェッカーについて
- 自分自身での口臭の客観的評価
- 臭気の距離
- 口臭治療における抗カンジダ薬治療に対する私の見解
- 一般歯科的問題がないのに気になる口臭
- 胃と口は連結した消化器
- 自宅でできる確実な官能検査方法について
- 欧米人との口臭に対する取り組みの差について
- 女性はなぜ口臭に悩みやすいか?
- 口臭は移るか?
- 口臭にまつわるコミュニケーション阻害はどうしておこるのか?
口臭とその治療にまつわるトピック
口臭と不登校・受験の悩みについて
【口臭が気になって、学校でも男子とかにからかわれて、不登校になってしまったが受験も気になる中学三年生に対して】 中高生の頃は、体のいたるところが臭くなる頃で、口も例外ではありません。私の場合は、口も足も頭も臭かったですが、周囲の友人たちもどこか臭かったし、部活の部屋は、入るだけで吐き気がするくらい臭かったです。又、よく人の臭気を指摘したりもします。たいていの場合は、聞き流していたりしますが、たまに、そのことに対してすごく反応してくれる場合は、面白いのでからかったりします。 私の娘も中2の2学期から卒業するまで不登校でいましたが、高校から復帰しました。私も似た様な経験が若いときにあったし、大丈夫です。 不登校になるとそれなりにメリットもあります。自分の時間はたっぷりあるのでその間に、自分しかできないことを十分行うことと、少しでいいから友達とは電話連絡したり、遊びに来てもらったりしておくといいでしょう。
学校に行っていないことや、社会からとじこもっていることにあせりを感じずに、家にいることが退屈に思えるまでは、家でできることをしたらいいです。
大事なことは、例え、家にこもっていても、規則正しい生活だけは続けてください。(普通の時間に起きて、普通の時間に寝る。)口臭自体を克服することはそれほど難しいことではないし、普通の人はできない、常にキスする位置の息を無臭にしてしまうことも簡単です。だから、慌てないことです。 先日、帯広からお母さんと一緒にほんだ歯科にやってきた、口臭で不登校になっていた中学生の場合は、6週間で克服できました。とても喜んでいました。まだ、学校には復帰できていないかもしれませんが、自信がつけば復帰は間近でしょう。このように、親に相談できていて、親も協力してくれている場合は非常に早いです。1人で解決しようとせずに家族に本当の悩みを打ち明け協力を得ることは早く解決していくために重要です。
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